ティオマン (99年2月14〜17日)

 

 

 

第3日

 

なぜゴルフをする?理由はそこにゴルフ場があるから。どこに行ってもゴルフ場があればやりたくなる。それがアマチュアゴルファーの心理。ただ、ここティオマンのゴルフ場はちょっと問題があった...。
 

ゴルフ場(No.18ホール)

名物ホールの海越えNo.7 Par3

 

海岸のヤドカリ

この貝は珍しい?

今日も食うぞー!

我々が泊まっているベルジャヤリゾートには18ホールのコースがあると事前の
情報収集で掴んだ私は家族の猛反対を尻目にリゾートの予約と同時にゴルフプ
レーの予約も入れた。

当日のティーオフタイム(プレーのスタート)は午前8時であった。7時30分に始ま
る朝食には同行するバクテーさんと10分前からレストランの前で待機していた。
さっさと朝食を済ませリゾートのカートでゴルフ場のクラブハウスまで送ってもら
う。5分ほどで到着した。

ところが誰も居ない?。「スタートの時間が迫っているのだ」、「どうしたのだ」とバ
クテーさんはいつもながらカリカリしている。5分ほどでスタッフがやってきた。そ
こで予約の確認をしたところ他にプレーの予約は入ってないとの事。

ましてコースの状態が良くないと言ってきた。特に名物ホールの海越えPar3を
擁するアウトが先日来の豪雨で一部コースが崩壊しクローズになっているとの
事。これにはガッカリした。よってイン10〜18番の9ホールを2回プレーするしか
ない。それでも料金は通常の18ホール分を取られる。

コース全体はリゾートの山側の山間部にあり各ホールもフェアウェイが狭く、O
B・1ぺナが至る所にある。途中のミドルホールはフェアウェイの地盤が雨で軟化
し草刈機が使用出来ずぺんぺん草が茫々に生えていた。

従って他のプレヤーも少なく、予約も余り入っていなかったのである。我々二人
だけのプレーは18ホールを約3時間弱で終えてしまった。余りにも物足りないの
でスタッフに頼んでクローズされている名物ホールの7番だけ特別にプレーさせ
る様頼んだ。

すんなりOKの返答を貰いゴルフカートで一般道を走り7番ホールへ向かった。そ
の7番ホールは自然の地形をそのまま活かした設計で打ち下ろしのティーグラ
ウンドの先は小さな湾になっておりその先がグリーンとなる207Yard、Par3で
ある。

海岸線は砂浜で自然のバンカーが横たわっている。物凄いアゲンストの風の
中、私は3番アイアンで打ったがなんとグリーンエッジまで届いた。それを見た
バクテーさんは...、力んで自然のバンカーに打込んだ。

その後、シャレーに戻ったが誰も部屋には居なかった。みんなプールで遊んでい
たのである。余りにも早くゴルフが終わったが、こんなに早く帰ってくるとは考え
ていなかったらしい。

ティオマンに着いた後の数日はリゾートの前の海岸が引き潮で午後は海底が露
出されている。プールから戻った子供たちはその海岸で色々な海の生物がいる
のを発見した。

これだけヤドカリを拾いました。

特に汐溜りの中は小さな魚とヤドカリが多く、子供たちはヤドカリを採る事に夢中
になり採った数を競い合った。大人達もヤドカリ採集に夢中になりリゾートの海岸
を何往復もした。

さて、今日の夕食はみんながスチームボートを食べたいと言う事でそのレストラ
ンへ行ってみた。ところが既に予約が一杯で満席だった。ガイドブックでも味が
抜群と書かれていたので人気が高いレストランのようだ。

仕方なくバーベーキューレストランに入ったが正解だった。ここもブッフェスタイル
でステーキ類・海産物が実に豊富でありそれをその場で調理し食べ応えがあり
美味しかった。子供たちは何回も焼き立てのステーキを取に行き、全員もう食べ
られないと言うまで食った。

リゾートの三日間を満喫した。皆、多少疲労の色が見え始めた。いつもなら食事
の後、2家族が部屋に集まりゲーム・トランプを楽しむのであるがみんなすぐ寝て
しまったのだ。

明日はシンガポールに帰る日だ。ただ、あの飛行機に乗る事を考えると私は
中々寝付けなかった。