ティオマン (99年2月14〜17日)
第2日
朝日に輝く海岸、天気良いぞ〜!
さぁ!出発だ。しかし...。
コーラルアイランドの砂浜
シュノーケルはベテランの長男君
モンキーベイでも無数の魚が集まる。
深い所ではライフジャケット着用
二日目の朝は快晴だ。多少、風があるもののティオマンの空っとした湿度には
その風も心地よい。7時過ぎに起床しブッフェスタイルの朝食を取る。
今日はシュノーケルに行く事にしており昨日、リゾート内のアクティビティセンター
でモーターボートを手配しているのだ。特にここティオマンには数多くのシュノー
ケルポイントがありそこをモーターボートで移動していくのだ。ジェティ(桟橋)はリゾートの南側に位置しておりホテルのミニバスで送迎してもら
う。5分ほどで到着したがそこには誰もいない。10分ほどすると責任者らしき人が来たのでバーチャーを見せると沖に停泊して
いるモーターボートに手合図でこちらに来るように指示し、ボートが桟橋に着い
た。が.....。海が荒れている。よって桟橋からボートに中々乗り移れない。と、言
う事は.....。私は沖を見た。白波が立っている。これはひょっとして?と思っ
た瞬間、ボートが走り始めた。やっぱりだ!!!。猛スピードのモーターボートは白波の上をジャンプしている。
着地と同時に物凄い音を船底が発している。去年のパタヤと全く同じ状況に追
い込まれた。子供たちは座ったままで固まっている。そして私と家内の顔には波
しぶきが容赦なく襲って来ているTシャツがずぶ濡れになった。30分ほど恐怖の波乗りを体感した後、ボートはティオマンの沖合いに浮かぶコ
ーラルアイランドと異名をとるツライ島に錨を下ろした。ここは無人島でそこの入り
江の砂浜は風も少なく波もあまり立っていない。絶好のシュノーケルポイントだ。早速、持参したシュノーケルを付け潜ってみるとあまり魚は見えない。そこで朝
食時のパンを海に入れてみるとどこからともなく魚がうじゃうじゃと集まりだした。
それも奇麗な色をした熱帯魚ばかりだ。私とバクテーさんはちょっと沖合いまで進んでみた。いきなり水深が5m以上も
落込み不安になるがそこにはこれまで見た事のない大きなテーブル珊瑚が優
雅に横たわっていた。流石に深い為、子供たちはここまで来れなかったがこれ
がシュノーケルの醍醐味である。陸に上がり白い砂浜の上でお父さんチームは持参したクーラーの中で冷えたビ
ールで乾杯!いや〜ビールが旨いっ!至極の幸福感である。やっぱり来て良かった。
ここで約2時間を過ごすともうお昼近くになっていた。次のポイントへ向かう時間
だ。次のポイントはモンキーベイと言われる波も静かな湾に行くようだ。その前に
昼食をサランと呼ばれる村のローカルレストランで取る。モンキーベイは海の透明度が素晴らしくボートの上からでも海底がはっきりと見
る事が出来る。が、ここは水深が2mほどあり子供たちだけでは少々危ない。ボ
ートにライフジャケットが備えられておりそれを着せシュノーケルを楽しませた。ここでは直径3mほどの大きな珊瑚が印象的であった。又、バクテーさんは海底
に居たウニを捕まえボートの上まで持ってきた。ここには多くの海の生物が共存
している。魚も多くそれぞれが色鮮やかでここは何時間潜っていても飽きないポ
イントであった。この頃には風も止み、海上の波も穏やかになった。モーターボートが驀進しても
快適な航行である。少し日焼けした肌にその海風はとても心地よかった。最後にマリンパークというポイントへ行った。ここのポイントは船を沈めてそこに魚
を餌付けしている場所だ。海の透明度は先の2個所と比べるとかなり悪かった
が大き目の魚がうじゃうじゃいた。午後3時過ぎ、シュノーケルツアーが終わり朝のジェティへ戻ってきた。朝から
の疲労がそこで一気に出てきた為、取りあえず部屋に戻り休養する事とした。
が、子供たちは至って元気でありシャレー前の引き潮の海へ繰り出していった。夜はメインレストランでブッフェスタイルのディナーだ。ここベルジャヤリゾートには
昨日の中華レストラン、バーベキューレストラン、スチームボートレストラン(タイす
き鍋)そしてここの4個所のレストランがある。価格はどこもリゾート価格で安くは
無かった。食事が終わり部屋に戻る途中、ふと夜空を見上げてみた。そこには満天の星空
がありこんなに沢山の星を一度に見た事が無かった。すると次男君が突然、「流
れ星だ!」と大きな声で叫んだ。良く見ると星が動いている。なんとそれは人工
衛星だったのだ。私が幼少の頃、日本でも夜空では人工衛星を肉眼で確認でき
たが今の日本の空では到底見る事は困難だ。さて、明日はお父さんチームお待ちかねのゴルフである。
早く寝よっ〜と。
刺し身で食べたいウニ |
ブュフェディナーは大好物 |