カブト・クワガタ飼育記
2000年5月
6日(土)

4月の昆虫教室で採集したコーカサスオオカブトメスが☆になってしまった。胴体に穴が空いておりどうもオスの攻撃を受けた模様だ。実は1週間ほど前にも同じくコーカサスメスが首を折られて☆になった。このオスはかなり狂暴なようだ。これでは相性どころではなくメスは別々に飼育した方が良いかも知れない。

また、昆虫教室で河谷さんからプレゼントされたパプアキンイロクワガタの乾燥標本に湿気を与え軟化させた。乾燥標本は完全に乾燥させた昆虫を固めたもので一旦、熱湯の湯気等で軟化させ展足し標本とするものである。このクワガタは鮮やかな色を持ち大顎も他には見れないもので非常に珍しいクワガタである。今日、☆になったコーカサスオオカブトメスも標本にした。


色鮮やかなパプアキンイロクワガタ


背中に穴が空いているコーカサスメス


それぞれは標本ドライヤーに入った


13日(土)

フレーザースヒルから帰り3週間が経過し多少昆虫の匂いが出てきた為腐葉土を取り替えた。

すると子供達がヒメカブトの卵を飼育ケースで発見。長男君の飼育ケースからはなんと!31個の卵が出てきた。次男君の飼育ケースからは9個。合計40個の卵を発見した。早速、ひとつひとつを慎重に別ケースに移動し水分を補充した。なんとか孵化して欲しいものであるが大量に孵化し幼虫になればとても飼育できないので10頭ほど残し残りは故郷のフレーザースヒルに返すことを考えよう。

また、コーカサスの飼育ケースでも卵を3個発見。こちらも別ケースに移した。


ヒメカブトの卵

コーカサスオオカブトの卵

それぞれの卵は別ケースに移動


ヒメカブト オス


こちらも元気なコーカサスオオカブト

腐葉土入れ替えた飼育ケース


13日(土)

日本から頼んでいた昆虫ゼリーが届いた。3袋あり数が月は昆虫の餌は大丈夫であろう。果物も餌には適しているがすぐに小バエが湧く為衛生上良くない。


昨日届いた昆虫ゼリー

袋から出すと結構な量である