カブト・クワガタ飼育記
2001年4月
15日(日)

昨年の昆虫教室参加時に採集したヒメカブトの幼虫たちの飼育ケースを空けてみた。先月から羽化が始まっておりオス1、メス1の成虫を発見したからだ。

飼育ケースの腐葉土を徐々に取り除いていくと握りこぶしほどの土の塊が出てきた。蛹室だ!。子供たちと恐る恐る割出してみると蛹の皮を発見。すぐその先に黒い固体を発見。ヒメカブトだ!ゆっくりと蛹室の壁を崩していくとメスがいる。すべての飼育ケースを同様に取り出すと計6頭のヒメカブトが出てきた。すべてメスである。

そして蛹1頭と幼虫1頭をも確認。これらは蛹室をそっと取り出し別ケースに移したが不覚にも蛹の蛹室を壊してしまった。仕方なく見よう見真似で小さいケースに人工蛹室を作りそこに入れた。

今日取り出したヒメカブトの大きさは小型であり、やはりブリーディングでは大型の飼育は環境(腐葉土、気温、栄養)が揃わないと無理なようだ。しかしコーカサスの幼虫もいたはずであるが今日確認したのはすべてヒメ?どこへ行ったのであろうか?


先月誕生したヒメカブトオス


今日羽化を確認したヒメカブトメス


蛹も発見。人工蛹室へ。