パ タ ヤ(98年1月29日〜31日)

 

ベトナム戦争時代、アメリカ兵の保養地として栄えたタイ・パタヤビーチ。タイの首都バンコクより車で2時間の距離。その近さからバンコクから来れる手軽なビーチリゾートとして多くの観光客を集めている。

第 一 日

今回の目的はビーチリゾートでのんびり過ごす事。我々を乗せたSQ機はバンコク・ドンムエン空港に到着した。さあ!今回の旅行で我々を待ち受けている物は?
 
シンガポール・チャンギ空港を早朝飛立ったSQ機は定刻通り午前10時過ぎにタイ・ドンムエン空港に着陸した。昨年のプーケットでの失敗を教訓に今年はビーチリゾートでのんびり過ごす事を目的に先輩Aさん家族との旅行だ。

実は当社の現地法人がタイ南部にあり日本で同じ釜の飯を食った元後輩K君がバタヤ近郊に在住している。知らない土地での心が知れた友人の存在は心強いものだ。そのK君は前年にシンガポールに遊びに来ており、その時次回はパタヤで逢おうと言う事で今回それが実現した。


パタヤはバンコクの南東、車で2時間だ


sドンムエン空港からはミニバスで移動


..我々を乗せたミニバスはバンコク市内を突っ走る


さあ、バンコク・ドンムエン空港に到着した。入国審査に30分を要しようやくタイ入国。到着ロビーで現地ツアコンを探す。Aさんの名前を書いたボードを持っていた女性がおりお互いに簡単な自己紹介を済ませミニバス2台に分乗する。これからバタヤまでの移動である。世界一という悪評高きバンコクの渋滞がどうか心配になる。

ミニバスは高速道路に入りバンコク市内を突っ走る。あちらこちらで高層ビル・高速道路の建設、まだまだこの時はアジア金融危機の前でタイ経済の活況を感じさせる。あれっ?道が混んでいない!

ミニバスは相変わらず突っ走っており渋滞の心配はまったく杞憂だった。

午後1時頃、順調すぎるほどにパタヤへ到着した。今回の宿はパタヤ・モンティエンホテル。ノースパタヤに位置し道路を挟んですぐ目の前はバタヤビーチである。ホテルチェックインと同時に少し遅い昼食を取る。タイ料理もあったが何故かみんなスパゲッティ・カレーライスなど食べ慣れたものを注文した。

食事の後、早速水着に着替えてホテル内のプールへ。小さな滑り台がプールの中にあり子供たちのお気に入りになった様だ。

子供たちは旅の疲れも見せずプールで遊んだ。

私は持参した携帯電話でK君に電話する。彼は元気そうだ。そして今晩、夕食を一緒取る事になった。しかし、このホテルのプールは一見なんの変哲も無いがよ〜くここに居る人達を観察すると、ちっょと興味深い。まず、初老の白人と若いタイ女性のカップル。

どういう関係なのか?色々と想像してしまう。次に若い男性のカップル。水着というより白のブリーフを着て、手を繋いでいる。当方の奥方二人が「きっとあれはゲイよ」と噂している。やれやれ。

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..パタヤ・モンティエンホテルのプール


..タイダンスを見ながらのディナーは格別?


夜7時、友人K君が奥さんと子供を連れてホテルにやってきた。Aさんの友人Hさんもいっしょだ。K君の社有車で近くのシーフードレストランへ夕食に行く。そのレストランはシアターになっており舞台でタイダンスを披露している。ダンサーはみんな奇麗に着飾り美人ばかりだ。あれっ?あいつ男じゃないの?という方まで奇麗に化粧している。

まず、4家族で定番シンハービヤにて乾杯。そしてすぐにヤムウンセンが来た。これは春雨をベースとしたタイ独特のサラダである。一口食する。旨い。が、......激辛!!!。5分後、口の中に火が点いた。次から次にタイ料理が運ばれたが子供たちには少し辛かったようだ。アイスクリームが一番美味しかったらしい。

明日はバタヤ沖に浮かぶラン島へ海水浴に行く。別名コーラルアイランドと異名をとり、奇麗な海が広がる。お父さん二人は夕食後、お菓子・ビールを買出し明日持って行く。ゆっくりとビーチで過ごす事。これを楽しみに今回バタヤへ来た。が、いきなり恐ろしい事が....。

さて、その恐ろしい事とは?そしてビーチでゆっくり過ごせるのか?!