モルディブ (98年4月7〜11日)

 

 

 

第3日

 

初日をシュノーケル三昧で過ごし子供たちは中々起きてこない。しかし、その海を思い出すと体はじっとしていられない。それがモルディブだ!
 

やっぱり起きない子供たち

次男はまだ泳げない

ドーニに乗って隣り島ボドゥ・フラへ

モルディブの人から果物を貰う

壁・塀は総べて珊瑚で出来ている

3日目の朝を迎えた。今朝は曇り空で今にも雨が降ってきそうだ。昨日、シュノー
ケル三昧の子供たちは疲れからか中々起きてこない。無理矢理たたき起こし「リ
ーフ・クラブ」で朝食を取る。まだ子供たちは眠そうである。

昨日は珊瑚の死骸で傷つく事を防ぐ為ビーチサンダルを履いたまま海に入った
が今朝、リゾートのダイビングセンターでフィン(足ひれ)をレンタルしてきた。

食後の運動と早速、シュノーケルを持って海に入る。が、如何せん曇り空であり
天候がパッとしないが思いのほか海の水は温かい。

フィンを着けると前に進むのが早く、楽である。が、長男はうまく使えない。足を
バタバタするだけで上手にキック出来ないのだ。彼は結局フィンを外し昨日と同
様ビーチサンダルで海に潜っていた。

又、次男は最初、海を恐がったが徐々に馴れ、最後は水中眼鏡を着け海の中を
観察していた。そして魚の姿を見掛けては大きな声で騒いでいた。

特にアナゴを見た事に感動していたようだ。

昼頃を前にポツリポツリと雨が落ちてきた。今日は午後隣り島のボドゥ・フラへ行
く事にしている。時折、雨脚が強くなり皆若干不安になる。

ボドゥ・フラはクダフラのすぐ隣りに位置し干潮時は歩いて渡れる事もあるらし
い。我々はリゾート所有のドーニと呼ばれる船で移動する事になっている。

桟橋に着いた頃には雨が本降りになってきた。ドーニは桟橋を離れるとどんどん
沖に向かって走りUターンした。ここの海でもきっちり航路が決まっているようだ。

たった5分の航海でボドゥ・フラに到着した。

リゾートのガイドの案内で島内を歩く。まずは島の外れにあるサッカーグラウンド
に行く。今日は何かサッカーの大会があり島民が集まっていた。ここモルディブ
はサッカーが盛んな国でありW杯予選には毎回出場している。

雨はまだシトシトと降り続いた。

次男が島民から何か果物を貰った。それが何か判らないがどうもプラムの様な
実であった。

途中、ゴーゴーとポンプが回る音が聞こえてきた。島内唯一の井戸を汲み上げ
るポンプがそこで音を立てていたのだ。環礁の上(珊瑚の上)にある島でも井戸
があるのだ。

又、島内の家の壁・塀を見ると何か石ころを積み上げて出来ている。良〜く見る
とその石ころは珊瑚であった。珊瑚であればコストも安い。そこに住む人達の知
恵であろう。

その後、島の桟橋前に広がる商店街(実際はプレハブ小屋)にて土産物を買う。

本来、ここモルディブの通貨はルフィアと呼ばれ馴染みが薄い。ただし、US$が
観光者には適用されているようで、リゾート内、ここの土産物屋ではUS$が使
える。

私はペナント、貝で出来た灰皿を購入。家内は貝で出来た腕輪を買ったようだ。
島民にとってここでの収入は貴重な現金確保の手段であり数多くの呼び込みが
店の前で我々の手を引いていた。我々がリゾートに戻った4時頃には雨は上が
っていた。

いよいよ、明日が最終日だ。マーレ発23:00のSQ便でシンガポールに帰る。

あっと言う間の3日目であった。

この並びはお土産物屋さん


モルディブの魚たち Part2

トンガリ君と呼んだカマスの仲間?......小さな珊瑚の中には小型の魚が一杯