モルディブ (98年4月7〜11日)

 

 

 

第2日

 

部屋に入り込むキラキラ光る朝日で目が覚めた。外に出ると.....真っ青な海と空。本当に地上の楽園がそこにあった。
 

この眩しい朝日が目覚まし時計だ

朝日に浮かぶウォータービラ

ウォータービラ宿泊者専用リーフクラブ

早速クダフラ内を探索

浜辺には海の生物が

部屋からすぐ海に

プールの様な海でシュノーケル三昧

夕日もこりゃまた最高

二日目の朝は眩しい朝日で目が覚めた。部屋の中に入り込む朝日の向こうに
は青い海が光っている。真っ青である。

既に8時を回っている。子供たちを起し一歩バルコニーに出て見ると....。

真っ青な海と空。

この様な景色は以前写真で見た事が有る。その世界が今、目の前に広がって
いるのだ。こうなれば部屋にこもっては居られない。着替えをさっと済ませリゾー
ト内を探索する事にした。

まずはウォータービラ宿泊者専用の「リーフクラブ」で朝食。メインダイニングはリ
ゾート内の西側に位置し我々のウォータービラは東側に位置している。徒歩で1
5分ほど要する為、ここで朝食が取れる様になっている。

又、この「リーフクラブ」は夕方にはバーとして利用する事ができる。毎夕、インド
洋に沈む夕日を見ながら私はビール、家内はカクテルで夕食前の一時を過ごし
た。

朝食で残ったパンの切れ端を近くの海に投げてやる。すると奇麗な魚たちがな
んの迷いもなく集まってくる。透き通った海水では魚たちの動きが手に取るよう
に見える。

朝食の後、リゾートを一周する事にした。ここモルディブでは一島一リゾートが基
本でここクダフラには「クダフラリーフリゾート」しかない。ここは東西に細長い島
で一周を約20分で歩く事ができる小さな島である。他のリゾートもほぼ同じ大き
さらしい。

またここはファシリティも充実しており、リゾート内にはレストラン、バー、ディス
コ、売店は勿論のこと、フィットネスセンター、タイ式マッサージなどがある。各部
屋も温水真水シャワー(モルディブでは未だ一部海水シャワーがあるらしい)であ
りエアコン、冷蔵庫も申し分ない。

ただテレビはデラックスルームを除き設置されていない。しかし、この環境では
テレビは不要の異物である。(そのデラックスルームには今井 美樹と布袋 寅泰
が数週間前に泊まっていたらしい)。

白い砂浜には海の生物が元気一杯生きていた。大きさが子供の手のひらくらい
のカニ、小さな貝殻を纏ったヤドカリに子供たちは興味深々であった。

また、砂浜に小さな穴がぽつんぽつんと空いていた。家内が棒で掘ってみる
と.....。

するとカニがその穴から逃げるように飛び出してきた。掘っていた家内もキャッと
驚きの声をあげた。子供たちはカニのあとを追っかけていくが素早く海の中に逃
げ込んで行った。

次にプールサイドにも行ってみた。まだ時間が早いせいか誰も居なかった。が、
プールの奥には無限大のプール、海が横たわっている。ここでプールは邪道か
も知れない。

リゾート内の探索も終わり部屋へもどりシュノーケルの準備。

ウォータービラでは部屋のバルコニーからそのまま海へ入る事ができる。太陽が
上がるに連れ若干の風が出て来た。

波があり子供たちは海に入る事に最初は怖がっていたが私が飛び込むと続い
て来た。早速、シンガポールで購入し持参してきたシュノーケルを装着、顔を海
の中に入れてみた。

凄い透明度である。これが海か?と思わせる。魚がいっぱい寄ってくる。パンの
切れ端を海につけると指先まで食べられてしまう。

リゾートの周辺は遠浅になっており300mは遠浅が続いている。その先は聴く所
によると環礁の断崖絶壁で数百メートルが一気に落込んでいるらしい。

そうなのだ。ここモルディブは環礁(珊瑚の大集落)の上に島が形成されている。
よって遠浅の海の中には珊瑚の死骸が多く裸足では足を傷つけてしまう。

よって我々はビーチサンダルを履いたまま海に入った。

シュノーケルは初めての体験であったが初心者でも潜行しない限り危険性は少
なく長男は殆ど潜りっぱなしであった。

初めて見る海の中の世界。珊瑚の中に小さな魚が生息し共存している。また、
そのすぐ横にはアナゴの姿が見える。子供たちにはかってない経験になったよう
だ。

そして気が付くともう夕方になっていた。

まず「リーフクラブ」で食前酒を楽しむ事に。私はビール、家内はマルガリータ、
子供たちはジュースで乾杯。薄暗くなった浜辺には小型のエイもやってきた。

その時に見たインド洋に沈む夕日は格別のものであった。

そしてその後、メインダイニングに向かう。メインダイニングである「カフェ・フラ」は
ブュフェ形式のレストランだ。毎晩、メニューは変えられ世界各国の料理が楽し
む事ができる。

うちの子供たちは大のブュフェ好きであり、席に着くなりすぐに大皿を手に料理を
取りに行った。欧米人が大半のレストランではやはり肉料理に人気が集まり子
供たちも日中の疲れを感じさせない食いっぷりであった。

家族全員これ以上食えないと言うほど食べ部屋に戻った。

日も落ち、空には満月が浮かぶ。バルコニーのベッドに横たわると海風が日焼
けした肌に気持ち良い。

そしてシュノーケルの疲れと満腹感で我が家はすんなりと就寝した。

明日は隣の島、ボドゥ・フラへのエクスカーションの予定である。ここではモルデ
ィブの人達の生の生活が垣間見る事ができる。

みんな〜ちゃんと起きるんだぞ〜!



おまえも食っちゃうぞ〜


見よ!俺のこの食欲


モルディブの魚たち Part1


小型のエイ


アジの仲間?


フグみたい奴?と縦じまの黄色い魚