AUSTRALIA CAIRNS (2001年124日〜28)

 


 

第3日(1月26日)

グリーン島に出発!

フェリー乗り場はホテルのすぐ前、日帰りツ
アー客でごった返している。

フェリー上からリーフホテルカジノの眺め、そ
の手前が桟橋だ。

リゾート入り口

ケアンズにある世界遺産のもう一つは言わずと知れたグレートバリアリーフ。世
界中のダイバーの憧れの海。今日はその中に有るグリーン島へ行く日である。
今回のツアーではその
グリーン島リゾートホテルに2泊する。

出発のフェリーは朝10:30発。ホテルチェックアウトは10:00のスケジュール。
朝食・荷造りの時間を逆算し07:30に起床。子供達は昨夜少しばかり夜更かし
をした事で中々起きてこなかったがグリーン島に行く事を思いだすとさっさとベッ
ドから出てきた。

無事チェックアウトを済ませ予定通りに桟橋に向かう。ホテルの玄関を出るとそこ
はもう日帰りツアーの客で込み合っている桟橋である。徒歩1分の近さ。

船酔いが心配なお母さんは酔い止め薬を口にしている。船内は座席も綺麗で室
内は冷房が良く効いている。出港前まではコーヒーも無料でサービスされる。そ
していよいよフェリー出港である。

ケアンズの街にしばしの別れを告げフェリーは順調に航行した。心配された揺れ
も無く快適な船旅だ。船内ではシュノーケルの使用方法等についてのビデオも
放映され乗客も皆リラックスして見ている。



グリーン島が間近に迫る。


無事、到着〜


約50分ほどの航海で無事グリーン島に到着。リゾートにチェックインする。そして
私と子供達は早速水着に着替えシュノーケルの準備をする。

この日の為にシンガポールのプールで子供達にシュノーケルの特訓を繰り返し
てきた。そして今日その成果を発揮するのだ!



シュノーケル三昧

桟橋に向かって左手に陣取る。晴天!

特訓の成果あり。

いきなり海亀に遭遇!待て〜

お父さん。。。。。

シュノーケルセットを持参した我々はまずダイブショップに向かう。そこでフィン
(足ひれ)を借りる為だ。リゾート宿泊客は無料でシュノーケルセットを借りられち
ょっとした優越感に浸る。

そして桟橋向かって左側の海岸に出た。真っ青な青空が海に写りその海の青さ
を際立たせている。特訓の成果もあり子供達は難なくシュノーケルを付け、海中
を覗き込んでいる。

砂浜は遠浅になっておりあまり魚はいない。よって少し沖合いの水深2mほどの
桟橋付近に子供達を連れて行く。

すると大小の珊瑚の回りを魚がいっぱい泳いでいる。今にも手が魚に届きそうで
ある。



長男君はシュノーケル経験あり


シュノーケル初体験の次男君


そして!なんと!.....目の前を体長1mほどの海亀が優雅に泳いでいる。3
人で追っ掛けると避けるように逃げて行く。意外とカメの泳ぐ速度は速い。やっと
の事で水中カメラで写真を撮る。



エイにも会いました


GBRの珊瑚と魚たち


その後、夕方まで我々はその素晴らしい海の虜になった。そして我々家族はこ
の日、日焼けで
真っ黒になったのは言うまでも無い。



グリーン島リゾート内にて
日帰りツアー客、リゾート従業員が午後4時半のフェリーでケアンズに戻ると昼
間の喧騒から島内は静寂さを取り戻す。ここからは宿泊者のみの時間がグリー
ン島にやって来る。

毎夕5時から桟橋で魚への餌付けが始まる。GBRは国立公園に指定されてい
る事より本来この地域で生物に食べ物を与えてはいけない。が、グリーン島でこ
の時間の餌付けは特別に許可を取り行なわれている。そしてこの餌付けは宿泊
者のみが体験できるものだ。

その餌付けに集まってくるのはロウニンアジと呼ばれる体長50cmもある黒い魚
が主だ。一掴みの餌を投げ込むとすかさずその餌を奪い合う。迫力満天である。

その餌付けが終わり桟橋を歩いているとまたまた海亀を発見。昼間遭遇したも
のと同じかな?。


餌付の時間に必ず集ってくるロウニンアジ

餌の奪い合い。熾烈なサバイバル競争



グリーン島熱帯雨林の探索道

大盛りアイスクリーム、あ〜美味い〜

午後6時からは当日到着した宿泊者へのウェルカムドリンク&リゾートに関して
の説明が始まる。日本語を話すリゾートスタッフがスライドを使いグリーン島の歴
史・リゾートを紹介する。潮流の影響で島全体が年に数センチ移動しているらし
い。

その後、食事までの間、島内を探索する事にした。島内はうっそうと茂った熱帯
雨林の中を嵩上げされた探索路が敷設され歩き易くなっている。

夕食はエメラルドレストランで取る。セットディナー(日替わり)がリゾート料金でA
$60というお値段。当日はビールとワインで乾杯し子羊のステーキを食す。

夜のプールサイド

夜の海中展望台ツアーに参加したあと、シュノーケルと日焼けの疲れから10時
に消灯。明日への鋭気を養う。我々のシュノーケル三昧は明日もまだまだ続く
のであった〜。