Australia Ayers Rock , Perth (2004年122日〜25)

今年2004年は日本への帰任の可能性が
限り無く高く、それであれば最後となる中
国正月旅行は出切るだけ奮発しようとの
思いから3度目のオーストラリア行きを敢
行する事にした。

そして熟考の結果、念願の世界遺産登
頂を目指しエアーズロックを選定。

本来であれば当地シンガポールからエア
ーズロックまで直行したかったのだが調
べてみるとケアンズ、シドニー、パースの
3都市からのみ国内便が発着している事
が判明した。

そこで飛行距離、費用、そして未訪の地
である事等からパースを経由地に決定。

しかし乗り継ぎの関係から同日にエアー
ズロックまで行ける便が無くパース泊を
余儀なくされる事になった。


 

第1日(1月22日)

パース到着
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パース国際空港到着、快晴だっ!

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我々が泊まったSAVILLE PARK SUITES
PERTH

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ホテルのリビング

シンガポール→パースは距離にして約4000km、飛行時間で約4時間半である。
また
パースは、オーストラリア全土の約3分の1を占める広大な西オーストラリア
州の州都。スワン川の畔にひらけており、建物も歴史的建造物とモダンが絶妙
にマッチした美しい街並みで「世界一、美しい街・パース」と言われている。

我々を乗せたカンタスQF72便は定刻通り14:00パースに到着。今回は結構厳し
いオーストラリアの税関、検疫検査を終えターミナルの外に出ると空は雲一つ無
い快晴。

早速、今回の宿泊先であるSAVILLE PARK SUITES PERTHへ向かう。ここはシ
ティの南側に位置し空港からタクシーで約30分の距離。料金はA$35也。

チェックインし部屋に入ると結構広い。と、言うのも昨年から長男君(13歳)が大
人扱いとなり通常のホテルルームでは2部屋が必要となる事より今回はコンドミ
ニアムタイプ(2ベッドルーム/1部屋+リビングルーム)のホテルを予約していた。

荷物を解いた後、ホテル周辺の探索の為、パースの街をブラブラする事にする。
Hey Street近辺を探索すると旧造幣局の前で小さな土産屋を発見。次男君が
トランプを購入。そしてそこに置いてあった無料日本語情報誌「
PerthExpress」を
入手。

しかしホテルからの徒歩圏内ではこれと言った大きなショッピングセンターも無く
16:30頃ホテルに戻り18:00出発のオプショナルツアー「パース&フリーマントル
 イブニングツアー」に備える事にした。


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Hey Stへショッピングに行く

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元造幣局、PerthMint



パース&フリーマントル イブニングツアー

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シティ対岸の桟橋、このフェリーに乗船

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子供達はスワンリヴァ−が気になる

このツアーはパース・スワンリバーでのクルージング、パース近郊の港町フリー
マントルでの観光と夕食がセットになったもので
インターネットを介して予約して
いた
。特に夕食が子供達の好物である「フィッシュ&チップス」である事より迷わ
ずこのツアーを申し込んだ。(が、このディナーは家内には不評であった)。

18:00予定通り今回のツアーガイド兼運転手であるオージーMr.Royがミニバス
で到着。「グッ、ダイ!」(これはオージー英語で本来は「Good Day!」)と軽く挨
拶を交わし家族全員ミニバスに乗り込む。通常、他のツアー客を各ホテルでピッ
クアップするがMr.Royは早々にシティを迂回しクルージングの桟橋に向かってい
る。聞いてみるとこのツアーの参加者は我々だけでSIMON家のプライベートツア
ーと合いなった。

我々を乗せたミニバスはパースのシンボルであるスワンリバーを渡り対岸の桟
橋で止まった。ここでクルージングの為、フェリーに乗るのである。

そのフェリーは東京隅田川の水上バスに似ている。Mr.Royにどこまでクルーズ
するのかを聞くと対岸に見えるシティまでとの返答。「ん?それだけ?」と家内。

しかし夕暮れのスワンリバー対岸から見るパースシティは流石に「世界一、美し
い街・パース」と言われるだけの事はある。素晴らしい眺めである。

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対岸のシティエリアに舞い戻った後、ミニ
バスはスワンリバーに沿って次の目的地
フリーマントルを目指す。そしてその沿路
にはパースの高級住宅街が広がってい
る。

そして一旦スワンリバーを一望できる展望
所で止まり夕暮れ時の絶景をしばし楽し
む。遠くにはさっきまで居たシティが望め
る。

風光明媚とはこの景色の事だっ!

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沿道には高級住宅が続く

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夕暮れのスワンリヴァ−


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インド洋に沈む夕日

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このレストランでフィッシュ&チップスを食す

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見よ!このボリューム

その後約20分ほど走ると海が見えてきた。それはインド洋であり過去ヨットレー
ス最高峰の「アメリカズカップ」が開かれた事が有る港町フリーマントルの海であ
る。そして水平線に沈む素晴らしい夕日が我々をお出迎え。

町に入る前に高台で一旦バスを降りる。ここは海軍の記念碑が有る公園のよう
だ。日が傾くと風が冷たくなってきた。昼間の猛暑が嘘のようだ。子供達は持参
したウインドブレーカーを羽織る。

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魚雷にギョッ!?

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夕暮れのフリーマントルの町並み

フリーマントルの町に入ると町並みは煉瓦造りの英国風の建物が多く一昔前に
タイムトリップした感覚になる。そして
フィッシャーマン ボートハーバーでバスを
降り「フィッシュ&チップス」のレストラン「Cicerellos」に向かう。

レストランに入りテーブルに座って待っているとガイドのMr.Royが両手に大きな
紙袋を2つ抱えて持ってきた。開けてみると一つは魚のフライ、もう一つはポテト
フライがもの凄い量で入っている。

これがお待ちかねの「フィッシュ&チップス」である。それにしても本当に凄い量
であり食べきれるか心配になる。そんな心配をよそに子供達は手づかみで魚の
フライをほお張る。私と家内もほお張る。味の方はまずまず。ここでは何故かビ
ネガー(酢)を付けて食べるようだ。

Mr.Royもいっしょに食べるが流石に魚フライが2個、ポテトフライは元の半分ほど
残りホテルに持ち帰る事にした。


食事の後は一気にパースシティに戻る。シティエリアに入る前に最後に立ち寄
るキングスパークでバスを降りる。

ここはパースの街を一望できる丘の上にある公園でパースの夜景を堪能する
事ができる。眼下には昼間とは違う美しさの夜景が広がっていた。

全ての行程が終わりホテルに戻ると22:00になっていた。明日は08:30にチェ
ックアウトし10:50発のフライトでエアーズロックに向かう。

もう寝るぞ〜 と思いきや家内とワインを1本空けてしまう、、、、、。

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パースの夜景