オーストラリア (2000年2月5日〜9日)

 


 

シドニー編(2月5日)

 

シドニー到着


夜行便で子供たちは熟睡

快晴のシドニー、市内へはTAXIを使う

Furama Hotel Darling Harbour。

シンガポール在住期間も残り数年という憶測より今年、旅行に行くならオースラ
リアと家族からの要望があり1999年10月にエアチケット、ホテルの予約を取り
付けた。

特に訪れる都市の選択に当っては今年9月にオリンピックが開催される事でシド
ニー、ムービーワールドに是非行きたい私の希望でゴールドコースト、以上2都
市に決定した。

当初、カンタスのエアチケットを確保したがキャンセル待ちが功を奏し土壇場でS
Qのエアチケットを確保しシドニーへ行く事となった。

2月4日夜予定通り23:30SQ機はシドニーへ向け離陸した。シンガポールからシ
ドニーまでは距離で約7000 km、飛行時間で約7時間半、ほぼ日本と同じ距離
である。子供たちは最初は備付けのTVゲームに夢中になっていたが、案の定、
数十分後に寝てしまい到着まで熟睡した。よって彼らの機内食は私が食べた
(笑)。

定刻通り2月5日朝10時シドニーに到着、難なく入国管理、税関を抜けた。空港
ターミナルの内外は向かえるオリンピックの準備の為あちらこちらで工事が行わ
れていた。

一歩、ターミナルを出た瞬間感じた事は暑い。空には雲一つ無く快晴。重い荷
物のカートを押すと一気に汗が噴き出してきた。真夏日である。

事前に空港から市内まではタクシーが便利と言う情報を捕まえており早速、今
回の宿泊先である
Furama Hotel Darling Harbourへ向かう。タクシーにて約25
分でホテルへ到着。A$25であった。

ホテル到着後、チェックインするとなんと!部屋が無い。14:00以降でないと部屋
が空かないと言う。我々が着いたのは11:00であったのでアーリーチェックインを
試みたが満室状態で無理だったのだ。恐るべし中国正月。

やむを得ず荷物だけポーターに預け今回の目的地の一つであるHomebush
Bay
に行く事にした。

ここで9月にオリンピックが開かれるのだ。

Homebush Bay には鉄道・バス・フェリーの3通りで行けるが我々は鉄道を選択
しシドニーセントラル駅まで行く為、ホテル前からLight Railと呼ばれる路面電車
に乗り込んだ。
.........る


ホテルはチャイナタウンに隣接している。旧
正月で物凄い人込みだった。

ホテルの前からLight Rail(路面電車)に乗
る。右に見える円筒はモノレール駅


シドニーセントラル駅の外観。オリンピック
に備え工事中

 

ホームブッシュ・ベイへ


シドニーセントラル駅と2階建て電車

メインスタジアムであるStudium Australia

シドニーセントラル駅に着き、City RailのチケットブースでHomebush Bayのある
オリンピックパーク駅まで往復チケットを買う。大人2人小人2人でA$14であっ
た。

プラットホームに行くと既に電車が我々を待っていた。この電車は2階建てでオリ
ンピックパーク駅まで直行する。よって途中乗換えの必要も無い。一歩電車の中
に入るとコリャ又暑い。冷房が入ってないのだ。ましてこの車両には乗客は我々
だけだ。

およそ25分でオリンピックパーク駅に到着した。真新しい駅だ。早速、パーク内
の見学ツアーの確認の為、ビジターセンターへ向う。事前の情報収集ではバス
によるパーク内見学とスタジアム内見学があった。ましてどれも無料だと思って
いたが実際は有料であった。

さらに運悪くメインスタジアムであるStudium Australia は今晩、ラグビーの試合
準備の為見学ツアーは既に終わっていた。よって仕方なくバスによるパーク内
見学ツアーに行った。(大人2人小人2人でA$30)

パーク内は流石に広くバスで一周するだけで約30分を要した。その後、再度メ
インスタジアムの中に入るべくセキュリティーと交渉したがやはり駄目との返答
であった。すぐ横の野球場は開放されており中に入る事が出来た。

球場はまだ外野フェンスが完成していなかったがグラウンドの芝も奇麗に張り終
えられていた。このマウンドに全日本松坂大輔が立つ事を考えると感慨深いも
のがあった。

暑さの為子供たちの疲労も増大し時間も14時近くになった為ホテルへ戻る事と
した。

角度を変えてStudium Australia

バスケットボール会場スーパードーム


Baseball Studium松坂はこのマウンドに立つ

 

シドニータワーへ


ダーリングハーバーを走るモノレール

青空にそびえ立つシドニータワー

オリンピックストア入り口の看板

地下の店内にはエスカレーターで行く

ホテルに着きチェックインすると今度はちゃんと部屋が準備されていた。が、新た
な問題発生。預けていたはずの荷物が無いのだ。レセプションに文句を言いに
行くが確認するから待ってくれとの返答。取りあえず部屋に入り、荷物の確認を
待つ。

1時間しても返答が無い為次はポーターに文句を言いに行った。すると2階にあ
る荷物部屋を見に行くと言うのでいっしょに付いて行く。すると部屋の中にあるス
ーツケースを子供が発見。大事に至らなくホッとした。

そうこうしている内に16時頃となり事前に今夜のディナーを予約しているシドニ
ータワー
に向かう事にした。シドニータワーはシティの中心に位置し、4層の展望
台の内3層が
レストランになっている。我々はブュフェ形式のレストランをインター
ネットを介して予約していた。

シドニータワーに行くのはホテル前からモノレールを利用した。チケットは一回の
乗車につき大人A$3、小人A$1.5であったがファミリーパスがお得で乗車回
数無制限の上、大人2人小人2人でA$19の為チケットブースでこれを購入し
た。

このモノレールはシドニーのダーリングハーバーを一周しており我々のホテル近
くのヘイ・マーケット駅からシドニータワーの最寄りのシティ・センター駅まで約1
0分ほどで着いた。そこでまずシドニータワー下にあるショッピングセンターで買
物をする事にした。ここの地下にはシドニーオリンピックのオフィシャルショップ、
オリンピック・ストアがあるのだ。

オリンピック・ストアの店内は広くオリンピックに関するものが豊富に売られてい
た。私はTシャツ、子供たちはお土産用のペンを購入。すべての専門グッズは組
織委員会公認のオリンピックのオフィシャルロゴ付きだ。

ショッピングの後はお待ちかねのブッフェディナー。レストランの受付で予約をし
ている事を告げるとスムーズに受付が終わりレストラン行きのエレベーターに案
内され乗り込んだ。1分ほどで到着し席に案内され外を見るとシドニー市内が一
望できる素晴らしい眺めである。そしてここは回転レストランであり約40分で一
周し食事をしながら絶景を360度楽しむ事ができる。

このシドニータワーは本来AMPタワーと呼ばれ1981年の公開以来シドニーの
王冠として市民から愛されている。その高さは海抜324.8mを誇る。

ブッフェディナーの内容は肉料理を中心に色々な種類がある。私と家内はビール
とワインで乾杯しシーフードテリーヌを食す。子供たちは早々にローストビーフを
取っていた。珍しいところではカンガルー、エミューの肉も有ったが味は食べ馴
れないせいか決して旨いというものでは無かった。

食事が終わると19時を回っていたが真夏のシドニーはまだまだ陽は落ちない。
夜行便で到着し真夏のシドニー市内を歩き回った為疲労はピークに達していた。
よってホテルに戻り早々に就寝した。夜21時頃であった。

見よ!この肉の塊


世界三大美港シドニー港が一望できる

シドニーフットボールスタジアムの遠景


シドニータワーの影